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現行最新のヘッドフォンを越後屋なりに比較テストしました
Micro Solution
Ears Monitor Pro II-W
Micro Solution
Ears Monitor Pro II-B


audio-technica
ATH-CK9
SENNHEISER
CX300
v-moda
vibe
audio-technica
ATH-EC700
audio-technica
ATH-EM700
Micro Solution
Ears Monitor Pro P2C
Micro Solution
Ears Monitor Pro LC
Micro Solution
RS Ear Headphone #02
Micro Solution
RS Ear Headphone #01

音質と実用性という角度から比較してみました
  • 比較の趣旨
  • 「音」は人によって好き嫌いの差が大きく、特にヘッドフォンの場合はメーカーが表現しているセールスポイントも使用環境によって当てにならなくなってしまいがちです。このレポートは、越後屋の好き嫌いではなく、率直に感じたことを表すことで、お買い物の指標にしていただくことを目的として作成しています。比較の対象は主に iPod 純正になりますが、それぞれの特徴が明確に出ている場合、比較機種どうしの対比も記載させていただきます。

  • Micro Solution Ears Monitor Pro II Series
  • マイナーチェンジを受けて、シリーズ間の音質的な違いをより明確にしてきた感じを受けます。相変わらず同価格帯では比べる物のない圧倒的なパワーが特徴ですが、質感を上げさらにクリアに前に来る感覚が強くなりました。パワー感で言えば、遥かに価格の高い製品も追いつけないでしょう。特に印象的なのが低域の、まるでスーパーウーファーのような厚みで、マイナーチェンジでさらにベースラインの締まりがよくなり、さらににノリの良いサウンドに進化しています。また中域のキレもよく、高域は更にきれいに伸びています。謳い文句のレンジの広さは容易に理解出来ます。例えるなら、ライブで使用するPAや、クラブのホールのような刺激的で圧倒する音です。電子楽器が込み入った楽曲は少々うるさく傾向も改善され、オールマイティにゆとりを持って強烈に鳴ります。圧倒的なパワーです。また定位も良くなり、楽器のパートの分かれ目が鮮明になりました。

    外観もまるで小豆のようなコンパクトさで、白・黒ともにピアスのような外観で洒落ています。イヤキャップも3種類付属しますので、ご自分で一番しっくりくる物を選べば装着感もなかなかのものです。聞いていて楽しく、とにかくパワフルです。実売1万円前後のカナル型インイヤータイプでは抜きん出た存在になりました。

    またシリーズ全体で音漏れが非常に少なく、電車の中でも安心して大音量を楽しめるのも利点の一つでした。

  • audio-technica ATH-CK9
  • SHUREのE3/E4シリーズに対抗した audio-technica の意欲作に非常に期待を持って視聴しました。バランスド・アーマチュア型のコンパクトなハウジングからは、モニターイヤホンとして期待以上の実力を確認することができました。

    モニターとしての忠実さは申し分なく、非常にワイドなレンジで音源再生し定位も際立っています。またモニターとしてだけの音のSHUREと比べ、レンジや定位は待ったく引けを取らず、さらに少しだけ聞かせる音を意識しており、特に高域の伸びはSHUREを遥かに上回る美しさ聞かせます。ただしご注意点として、あくまでもモニターですので、AIFFでもAACでもソースの悪さはそのまま出てきてしまいます。モニターではないイヤホンの音とは根本的に異なり、つまらない音に聞こえてしまうことはご了承下さい。その分、音源のクオリティが高い CD音源などでは素晴らしい原音サウンドを再生します。

    装着感も SHUREに比べ圧倒的に良く、耳への挿入が楽で挿入深度による音質の変化が少ない点も優れています。細かく聞くと、上後ろ掛けで装着した時の方が低域の再生に強さが出ますので、装着方法はそれをおすすめします。

  • SENNHEISER CX300 Series
  • 放送特機、中でもマイクロフォンでは絶大な定評の SENNHEISER が作ったカナル型として、さすがと認めざるを得ないコストパフォーマンスです。

    直接的なライバルは価格帯の少し上の EARS MONITOR PRO II と言えます。非常に音の作り方が見ており、パワフルな低域とクリアな高域は誰が聞いてもいい音と感じるでしょう。特性としては低域は非常にストレートで、バスドラの音は強くアタックします。ただしベースのビート感は EARS MONITOR PRO II に一歩劣ります。中域は互角で、高域の伸びもほぼ同等ですが、やはり価格に差があるだけ全体の活き活き感では EARS MONITOR PRO II に少しだけ劣るかも知れません。しかし価格やブランドイメージを考えると非常に魅力的な製品であることは間違えありません。実売5千円前後の製品としてはベストとも言える仕上がりです。

    装着感は抜群で、耳への収まりが驚く程よく、ジョギングなどでも外れる感じがしない所は大変優秀です。ケーブルのすれる音も比較的少ない方です。

  • v-moda vibe Series
  • カナル型のハイエンド機というふれこみに期待を持って視聴しました。結果、価格を満足させる性能であることが確認できました。

    装着感も悪くなく、比較的重量のあるハウジングが違和感なく耳に収まり、激しい動きにも外れそうな感じの少ない、しかも装着自体に違和感のない良好な感覚です。

    注目は音質です。スケール感や音場の広がりでは audio-technica ATH-EC700 Series に少し引けを取りますが、それぞれのパートが決まった定位からキッチリと飛んでくる感覚は、さずがにハイエンドと思わせます。また低域のグルーミング感は Ears Monitor Pro II に少し引けを取りますが、キレという点では1枚上で、上質さを身につけています。特に高域の解像力は抜群で、キレのいい明るい聞きやすいサウンドながら迫力も十分で、しかも聞いていて疲れない余裕を感じさせる音質は幅広いユーザーにお勧めできます。

    またカナル型の特徴から音漏れは非常に少なく、電車の中でも安心して大音量を楽しめます。

  • audio-technica ATH-EC700 Series
  • スイングアジャストイヤハンガーによる耳への自然な密着が好印象、さらにドライバーが耳の内部に挿入されるため音質が安定しており、長時間聞いていても抜群の軽い装着感で耳が疲れません。

    音質的には、低音の切れのよさ、バランス感、解像力、クリアさ、どれも非常に良好で、Hi-Hiに近いナチュラルな再生音です。楽器のパートもキチッと分かれ、音場はややタイトながらも非常にキレの良い音質は、ビートと迫力も感じさせてくれます。ボーカルの粒も細かく、ひとクラス上のサウンドです。
    さらにチタンのハウジングを採用した Ti モデルは、金属の特性からさらにカッチリした感じがよく出ていて、キレの良さには唸らされました。

    ただし着脱がやや面倒で、柔らかいのはいいことなのですが、アームにケーブルが絡みやすい点はいただけませんでした。また、アーム部の強度がやや心配で、ラフな使い方では曲げてしまう危険性もあると思います。また純正と同じくらい音が外に漏れますので、電車の中ではボリュームにお気をつけ下さい。

    日常のチョコチョコした使い方というより、じっくりと長時間聞くことを重視した場合、相当レベルの高い音を聞かせてくれます。

  • audio-technica ATH-EM700 Series
  • メタルイヤハンガーによる耳への自然な密着が好印象、やや重量がありながら、それを感じさせない自然な装着感で長時間聞いていても耳が疲れません。

    音質は音場が広くて低域にやや振っていますので、迫力あるサウンドを再生します。反面、中高域がやや薄くバランスという点では悪さもありますが、ロック系の音楽には向いていると思います。中域は薄いながらも、ハイハットはちゃんと響いてくれるのも印象的でした。純正と比較すれば、音色の質の良さでかなり上回ると思います。
    さらにチタンのハウジングを採用した Ti モデルは、金属の特性からさらにカッチリした感じが出ていて、音の締まりが格段に向上しています。ややうるさい感じのするドライバーユニットをきちんと駆動させているイメージで、耳にあたりの良い音に進化させています。

    しかし、耳の中にドライバーが入りませんので、外に音が漏れやすく、着脱がやや面倒と言う短所も持っています。そのため電車等の中ではボリュームに十分お気をつけ下さい。

  • Micro Solution Ears Monitor Pro P2C
  • 音質面は上位機種の「Ears Monitor Pro II」に近く、同価格帯では比べる物のない圧倒的なパワーが特徴ですが、ハウジングの形状と穴の設計で、まれに「低音が出過ぎる」という評価に応えているらしく、やや低域を抑えバランス指向にふっています。キレの良い中域や抜けの良い高域の特性は出来るだけ残して、シリーズ中では一番おとなしめで疲れにくい音質です。しかしながら PRO II の血統は迫力のサウンドであることに変化をもたらしてはいません。

    イヤキャップも3種類付属しますので、ご自分で一番しっくりくる物を選べば装着感もなかなかのものです。また耳の下にケーブルガイド的にプラスチックの部分があり、フィット感を増していますが、その長さの関係でフット感は LC には一歩及びません。しかしその恩恵でケーブルがこすれる音が非常に小さくなったことが好印象でした。

    「Ears Monitor Pro II」同様に聞いていて楽しく、パワフルです。またシリーズ全体で音漏れが非常に少なく、電車の中でも安心して大音量を楽しめるのも利点の一つでした。

  • Micro Solution Ears Monitor Pro LC
  • 音質面は上位機種の「Ears Monitor Pro II」に極めて近く、同価格帯では比べる物のない圧倒的なパワーが特徴です。パワー感で言えば、遥かに価格の高い製品も追いつけないでしょう。特に印象的なのが低域の、まるでスーパーウーファーのような厚みです。また中域のキレもよく、高域は比較的伸びています。謳い文句のレンジの広さは容易に理解出来ます。例えるなら、ライブで使用するPAや、クラブのホールのような刺激的でキレる音です。

    上位機種の「Ears Monitor Pro II」と比較した場合、ハウジングの剛性が少しだけ低い感じで、音の輪郭は一歩譲りますが、それでも価格を考えれば納得させられてしまいます。外観もまるで小豆のようなコンパクトさで、イヤキャップも3種類付属しますので、ご自分で一番しっくりくる物を選べば装着感もなかなかのものです。また耳の下にケーブルガイド的にプラスチックの部分があり、フィット感を増しています。

    特にフィットネスクラブなどで装着していても外れない程の耳への当りの良さは特筆ものです。ジョギングなどでも全く外れる感じがしません。「Ears Monitor Pro II」同様に聞いていて楽しく、とにかくパワフルです。またシリーズ全体で音漏れが非常に少なく、電車の中でも安心して大音量を楽しめるのも利点の一つでした。

  • Micro Solution RS Ear Headphone #02
  • RS(リバースサウンド)方式という独特の機構で、クリアなサウンドを提供しながらも周りの音が聞こえやすく、外部への音の漏れが少ない非常に実用的な製品です。「RS Ear Headphone #01」をベースに、耳へのフィッティングと挿入深度の変化を抑えた耳掛けタイプ。音質は基本的に「RS Ear Headphone #01」と同じユニットですので同等で、スペック以上にレンジが広く、バランスが良く解像力が高く、価格からは想像できないしっかりした音質を持っています。

    アームがついた分、耳への挿入深度が変化しずらく、しかもしっかりと押さえがきいているので低音がより迫力を増して聞こえ、動いても音質の変化がありません。アームは非常に柔らかく皮膚に対しての刺激が少ないため、装着感が軽く疲れがないのも大きな魅力でした。

    リーズナブルな価格を考えた場合、非常にC/P値が高く、気どらず、すっきりと、しかもしっかりとクリアサウンドを楽しめる製品です。

  • Micro Solution RS Ear Headphone #01
  • RS(リバースサウンド)方式という新しい機構で、クリアなサウンドを提供しながらも謳い文句どおり、周りの音が聞こえやすく、さりとて外部への音の漏れが少ない、実用的で低価格な製品です。肝心の音質も、スペック以上にレンジが広く、やや低音が弱いながらもバランスが良く解像力が高く、価格からは想像できないしっかりした音質を持っています。

    インナーイヤータイプの悪い点で、耳への挿入の深さで音質が変わる短所もありますが、純正より装着感は自然で、耳が痛くらず、音質もナチュラルで好感が持てます。

    着脱も非常に楽で、シンプルなルックスも良好、毎日の通勤通学に使うには最も実用的でしょう。価格を考えた場合、非常にC/P値が高く、気取らずすっきりとクリアサウンドを楽しめる実用機です。