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    【比較】コンテッサ[Contessa]とバロン[Baron]

    ジウジアーロのデザインとに日本のオカムラの技術のコラボレーションから生まれたエルゴノミクスチェア、「Contessa」と「Baron」。高級チェアとして価格も近似しているこの2機種を、ユーザーの立場で使い比べてみました。
    私自身もどちらかの購入を検討しており非常に客観的な感想ですので、ご購入前の参考になるのではないかと思っております。

    黄色の機種が Contessa CM32AB-FBF7 、黒の機種が Baron CP83BR-FDH1 です。

    2機種を座り比べた率直な感想です。
    >> 比較条件 <<
    私自身は身長170cm、体重65kg、やや小柄ですが標準的な日本人のサイズであると思います。
    使ってみたのはこの機種です。
    ・Contessa CM32AB-FBF7 Standard Type, Polish Frame, 背メッシュ, 座クッション 定価¥138,000-(税別)
    ・Baron CP83BR-FDH1 Low Back with Armrest Type, 座メッシュ 定価¥102,800-(税別)

    ・背面構造の違い
    Contessaは背面のフレームとシートバックのフレームが分離していますが、Baronは一体となっています。
    背中を支える感じは、Contessaの方が柔らかく包み込むような感じで、Baronはややソリッドですが剛性が高く硬質な感じで、ランバーサポートがない状態でも、背中への密着が良く腰が痛くならないのは特筆できます。

    ・座面の違い
    Contessaの方がやや大きく、ゆったり感では一枚上です。しかしBaronも十分な幅は持っていますので十分な快適性は持っています。
    しかしBaronのメッシュ素材が非常に良くなっており、長時間座ってもお尻のサポート感が均一で疲れません。また座面前方がBaronの方がやや高く、私にはBaronのポジションの方が足が疲れませんでした。

    ・アームレストの違い
    Contessaの方がやや大きく、ゆったりしています。しかしアジャストの強度を弱くしているために横に開きやすいという欠点があります。
    Baronは強度を見直して硬めにしているために上記のような問題は出ません。
    またContessaはシートリフターのボタンをアームレストに取り付けているため、非常に操作が楽で、わざわざ座面したに手を伸ばさないとならないBaronに比べ、操作快適性ではリードしています。

    ・キャスターの違い
    Contessaの方がやや大きいキャスターを採用しているため、座ったままの移動では乗り心地がBaronに比べていいようです。
    ただしいつも細かく動く使い方では、小型キャスターのBaronの方が動きが軽く、コンセプトの違いが表れていました。

    ・操作系の違い
    シート座面の前後スライドには差がありませんが、前述のシートリフターは明らかにContessaの方が使いやすいです。
    一番の違いはリクライニングの調整で、4段階調整のContessaに比べ無段階調整のBaronの方が細かいセッティングができるのですが、ハンドルを延々と回さなければならず、かえって面倒でした。

    ・座り心地の違い
    やはりContessaが一枚上のようです。わずか数センチですが幅の違いは非常に余裕に繋がります。
    また思い切り背伸びをして、ロッキングさせたときの「ゆりかごに包まれる」ような感触はContessaならではです。
    もちろんBaronの座り心地も第一級なのですが、主眼点を機動性に置いているらしく、さすがにContessaには及びません。

    ・コンセプトの違い
    Contessaがゆとりを重視した社長さん向けとすると、Baronはほど近い快適性を持ち合わせた現場向けに感じました。オカムラのカタログでもそのコンセプトは表現されていると思いますが、全てにおいて最高級を目指すContessa、高級感では一歩譲るものの高い機動性を持たせたBaronというコンセプトの違いが、長い時間の使用でわかった気がします。
    冒頭書きましたように、私も慢性の腰痛持ちで、そのくせ長時間椅子に座らなければならないので、真剣にどちらかの購入を考えています。
    個人的にはContessaの高級感とゆとりに引かれながらも、狭い事務スペースを考えるとBaronに落ち着きそうですが、私より大柄でスペースが気にならない方にはやはりContessaをお勧めするでしょう。
    最も価格という最後の購入条件はありますが、、、
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